日本司法福祉学会主催司法福祉研究集会イン岡山
多職種で取り組む更生支援――更生支援とは何だろう――
2024年3月25日 更新
罪を犯して被疑者となった人、被告人となった人、刑務所に入った人に私たちはどういう感情を抱くでしょうか。 「特別の人たち」・「私たちとは違う世界に住む人たち」・「できれば関わりを持ちたくない人たち」……こんな感じでしょうか。 しかし、この人々の多くはちょっとした助けがあればそうならなかったということが多いのです。 そして、司法手続が終わればその人々は私たちの隣人となるかもしれません。 従来、司法手続と言えば、法曹専門職しか登場しませんでしたが、人間科学に関わる専門職の参加が必要です。 刑法改正により、刑罰を受ける人の立ち直りがより強く求められるようになり、その要請はますます高まります。 ここ数年の間に社会福祉士が刑事裁判に関与する事例が見られるようになりました。 岡山の地は全国でもその活動が非常に活発です。本集会は、社会福祉士ほか公認心理師、作業療法士も刑事司法への関与について語ります。 未来志向で更生支援を議論できる場にしたいと考えています。
日時
2024年5月18日(土)午後1時30分~4時30分
会場
岡山国際交流センター2階国際会議場
参加費
不要
プログラム
- 1.学会の報告「2021年改正少年法の運用の動向」
- 2.基調講演「多職種で取り組む更生支援」
- 須藤明(文教大学・公認心理師・臨床心理士)
- 3.パネル・ディスカッション
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- 尾崎力弥(岡山パブリック法律事務所/岡山県社会福祉士会)
- 西澤朋枝(岡山少年鑑別所/岡山県公認心理師・臨床心理士協会)
- 奥田真由美(岡山県精神科医療センター/岡山県作業療法士会)
- コーディネーター
- 嶽崎貴史(岡山県社会福祉士会)
- 金子毅司(日本司法福祉学会)
- 指定討論
- 伊藤清郁(岡山パブリック法律事務所/岡山県社会福祉士会)
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参加費
無料
参加申込
申込フォームからお申し込みください。
締切は、5月10日です。
後援
- 岡山県社会福祉士会
- 岡山県精神保健福祉士協会
- 岡山県作業療法士会
- 岡山県公認心理師・臨床心理士協会
- 岡山県相談支援専門員協会