日本司法福祉学会ニュースvol.62
2024.7
2024年度第2回(第8期第14回)理事会の報告
- 日時
- 2024年7月2日(火)午後7時~
- 開催方法
- オンライン
- 出席者
(敬称略、順不同) -
- 理事:相澤、大浦、柿崎、金子、木下、久能、坂野、戸井、藤原、正木、松村、丸山、村田、森久、松田
- 監事:飯田、三浦
報告事項
1.2024年度司法福祉研究集会
- 藤原会長・金子次長より報告
- 申し込み90名、参加人数100名ほどであった
- 地方の研究集会としては大成功と考えられる
- 現在、学会誌に掲載する報告集の作成作業中である
2.2024年度全国大会(東京大会)の準備状況
木下大会長からメイン企画について報告
- 基調講演なしで企画シンポを行う
- 9/7 13:10~16:30の予定
- 登壇者について内諾済(名古屋刑務所職員による暴行・不適正処遇事案に係る第三者委員会委員から4名の出席を得た)
- 会場については検討中(600人収容の講堂を使うこともできる)
金子事務局長から、分科会・自由研究発表について報告
- 分科会10、自由研究発表8、パネル3の申し込みがあった
- 採否は次回実行委員会で検討する予定
3.「司法福祉学研究24号」の刊行に向けての編集作業の状況
正木編集委員長より報告
- 編集作業に遅れが生じており、それに対応している状況である
4.学会編「司法福祉」(全面改訂版)の刊行に向けての作業状況
藤原会長から報告
- 未執筆者がおり、9月大会での発売は難しいかもしれない
- その場合次期執行部に引き継ぐことになる
5.第9期役員選挙の結果報告
柿崎選挙管理委員長から報告
- 候補者全員が信任された
- 開票結果については7月1日付HPに掲載済
- 選挙管理事務について、3年後の次期選管に引き継ぐ予定
6.除籍された会員が推薦者となった入会申し込みの審査について
松田事務局長から報告
- 3名の入会申込み者について、推薦者が入会申込み書提出後に会費未納で除籍になっていた
- 他の推薦者のいない入会希望者に準じて、事務局長において検討し、事務局長が推薦者となる形で理事による入会審査に回すことにした
7.委員会等からの報告
⑴ 総務委員会
なし
⑵ 編集委員会
なし
⑶ 国際委員会
なし
⑷ 学会改革タスクフォース
- 金子次長より報告
- 現在会員向けの意見公募期間中
- 一度タスクフォース会議を挟んで、理事会、総会へ諮る予定
⑸ 選挙管理委員会
なし
8.その他
なし
議事
1.規約等改正の件
- 前回理事会の議論を踏まえて、三役で検討し最終案を確定
- 本年度総会に提案したい
松田事務局長より改正案について説明、検討をした
- 第3条 目的について
- 第19条 規約改正について特別決議が必要か
- 選挙管理規則第5条3項 補充選挙が実施できる場面
以上の3点について重点的に議論した結果、三役提案の通り確定した
総会までに会員からの意見聴取をHPにおいて行うこととした
なお、除籍会員の再入会手続については今回の改正案では対象としないこととした
2.研究倫理指針・ガイドライン制定の件
報告事項の通り
3."Forensic social work"の日本語版刊行の件
藤原会長より、次期理事会に引き継ぐ旨説明があった
4.分科会企画者の会員資格について
村田理事(東京大会実行委員)から、問題状況について説明があった
- 1つの分科会について、企画者が会費未納のため除籍となり、登壇者3名が新入会員で、入会金及び会費の納入がなされていないため、会員資格の扱いについて理事会で確認したい
会員資格の扱いについて、以下の点を確認した
- 除籍会員については再度の新規入会申し込みを妨げず、理事による入会審査での判断に任せることが過去の議論で確認されていた
- 入会申し込みがあったら速やかに理事承認手続をとるよう事務局に依頼する
- 現行の規約では、入会金・初年度会費未納でも、会員資格には差し支えがない
以上を前提として、分科会企画者の差し替えが必要かについては実行委員会で検討する
5.全国大会に登壇する会員への謝金、交通費等費用の支払いについて
村田理事から提案があった
- メイン企画について、今回に限って、場合によっては会員に対しても交通費準備費用を支出しても差し支えないか
- これまでの、会員には謝金、交通費等を支払わないとの通例に反するため、理事会の意見を聴きたい
東京大会において、会員に対する交通費・宿泊費の支出については、実行委員会マターとして一任する。ただし、支出するとしても今年限りの措置であることは会員に説明する。
その上で、この扱いを継続するかについては次期理事会に引き継ぎで検討する
6.その他
- 次回理事会 9月7日 9:30~ 武蔵野大学武蔵野キャンパス