学会誌

司法福祉学研究 第10号

2010年発行

巻頭言

  • 「無縁社会」と「人間交際」(加藤幸雄)

自由研究(論文)

  • 日本植民地・占領下の台湾,朝鮮半島,中国東北部における少年犯罪の比較研究(山田美香)
  • ドイツにおける高齢受刑者の処遇について(鷲野明美)
  • 触法精神障害者家族が認識する社会の眼差し(深谷裕)
  • 知的障害者の地域生活支援における司法・更生領域との連携プロセス(福永佳也)
  • 家裁の調査面接における「事実をとらえていく技術」(飯田邦男)
  • 児童自立支援施設における公教育導入の諸問題(小島喜孝)
  • 児童自立支援施設における農場の継承と変容(武千晴)
  • 非行少年自立支援「学生ボランティア」の行動規範(飯考行)
  • 児童・少年の更生に対する学生ボランティアの効果(鷲岳覚)
  • 児童自立支援施設における「学ボラ」活用可能性(最上和幸)

実践報告

  • 刑事施設におけるソーシャルワークの可能性について(若狭広直)

日本司法福祉学会第10回大会――非行者の地域社会への復帰

  • 記念講演 「司法福祉学」はどのように構想されたか(山口幸雄)
  • シンポジウム 非行者の再統合と司法(藤原正範ほか)
  • 第1分科会 刑事弁護人による被害者対応とアメリカにおけるDIVO実践(前野育三ほか)
  • 第2分科会 ジャスティス・クライエント(Justice Client)への福祉・臨床的アプローチ(廣井亮一)
  • 第3分科会 児童自立支援施設出身者への自立支援(小林英義ほか)
  • 第4分科会 児童自立支援施設を元気にする(西嶋嘉彦)
  • 第5分科会 少年保護機関における被害者情報の共有,連携,協働について(八田次郎ほか)
  • 第8分科会 家族再統合へ向けてのファミリーグループカンファレンス(FGC)導入の可能性(村尾泰弘ほか)
  • 日本司法福祉学会第9回大会 第3分科会 少年法改正(斉藤豊治)

書評

  • Q&A少年事件と裁判員裁判(斎藤義房)
  • 児童自立支援施設これまでとこれから(毛利甚八)