学会誌

司法福祉学研究 第4号

2004年発行

巻頭言

  • 試論―司法福祉の概念と対象

特集:児童期の非行

  • 重大触法事件と児童相談所実務
  • 家庭裁判所における「児童期」の調査――そこからの提言
  • 触法少年の施設処遇――児童自立支援施設をめぐる課題

自由研究

  • 児童虐待防止法とリスクアセスメント
  • 代理によるミュンヒハウゼン症候群――その概念から対応まで
  • 家庭裁判所の調査における「保護者に対する措置」
  • 非行克服論再考

講演

  • 適正手続と臨床のフェアネス(第4回大会ミニ講演要旨)

第4回大会分科会報告

  • 児童自立支援施設の将来
  • 修復的司法を考える
  • 触法精神障害者の処遇を考える
  • 福祉サービス利用者の権利擁護と司法、福祉の連携

自著紹介

  • 「非行臨床と司法福祉――少年の心とどう向き合うのか」
  • 「児童自立支援の可能性――教護院からのバトンタッチ」
  • 「犯罪者処遇の展開――保護観察を焦点として」
  • 「非行克服の援助実践――ある保護観察官の実践的非行臨床論」