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日本司法福祉学会ニュースvol.15

発行  2007年6月4日
〒658-8501  神戸市東灘区岡本8-9-1    甲南大学法学部  前田忠弘研究室
電話・ファックス:078-431-6100

もう沖縄・九州地方では入梅とのこと、このニュースをお手元でご覧頂いている頃には、さらに梅雨前線は北上していることでしょう。会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

2007年4月より、日本司法福祉学会事務局を担当することになりました。万事不慣れゆえ、ご迷惑をおかけすることも少なくないと存じますが、今後ともどうぞよろしくご支援のほど、お願い申し上げます。

今回は、8月4日・5日に大阪市立大学で行なわれる日本司法福祉学会第8回大会の概要と自由研究報告の募集についてお知らせいたします。ご確認よろしくお願い申し上げます。

1.日本司法福祉学会第8回大会の概要

(1)実行委員長あいさつ

今年もまた司法福祉学会の時期が近づいてきました。この1年の司法と福祉とりわけ子ども(少年)に関わる司法と福祉をめぐる動向は、その実態とこれに対する実践においても、また法制度においても、近年になく激しく動めきつつあります。司法福祉に深くかかわる教育をめぐる動向はさらに激しい変動にさらされています。国のあり方の根本を指し示す憲法さえも揺るぎはじめています。

そうした動向のもとで、こんにちほど本学会における冷静な討議が必要なときはないでしょう。ぎりぎりのところで子ども(少年)・国民の権利に関わる司法と福祉のあり方は、「健全な」社会の機能および本質に関わる問題でもあります。それは、現実をふまえた徹底的な討議をへて導き出され、子ども(少年)・国民・当事者・実践者に指し示されなければならないでしょう。

今年の司法福祉学会では、主に少年法「改正」問題を中心に、司法福祉の現場実践に根ざした討議を展開しようと考えています。会員のみなさまの叡智を結集し、子ども(少年)・国民の権利を基盤とする日本の司法福祉の未来を創造的に切り開く大会となることを期待しています。

会場の大阪市立大学には、ここでも国公立大学の独立行政法人化という荒波に翻弄されていますが、その中で全面的な協力をいただいております。現地実行委員会としては、いろいろ不行き届きなところも出てくるかと思いますが、精一杯、みなさまをお迎えする準備を整えつつあります。

どうぞ奮ってご参加くださいますようお願いいたします。

大阪府立大学 望月彰

(2)大会概要

  • 参加の手続き、参加費用などについては7月上旬発行予定の次回のニュースレターでお知らせいたします。
  • 宿泊につきましては会員各自でお手配をお願いします。会場へは、天王寺、梅田、新大阪の各エリアが便利です。
  • 8月5日の昼食は、JR杉本町駅周辺の食堂等ご利用ください。
  • 自家用車でのご来場は、駐車スペースがございませんのでご遠慮ください。
日時

2007年8月4日 土曜日 午後1時開会〜8月5日 日曜日 午後3時30分閉会

場所

大阪市住吉区杉本3-3-138  大阪市立大学杉本キャンパス

大会テーマ

司法福祉をめぐる法制度改革と実践の課題

日程

8月4日   大阪市立大学杉本キャンパス  学術情報センター10階大会議室

13:00-16:00  全体会 「『非行の低年齢化』への対応―触法年齢層の問題行動と少年法」

企画・司会  前野育三(大阪経済法科大学)
シンポジスト
(刑事法領域)  前田忠弘(甲南大学)
(家庭裁判所)  藤原正範(鈴鹿医療科学大学)
(児童福祉領域)遠藤洋二(神戸市職員)

16:10-17:00  学会総会

18:00-20:00  懇親会    大阪市立大学田中記念館1階「メタセコイヤ」

8月5日

9:30-12:30  分科会    大阪市立大学全学共通教育棟

(1)司法福祉の方法と技術をめぐって
企画者:藤原正範(鈴鹿医療科学大学)・廣井亮一(京都女子大学)
(2)少年法改正関連
企画者:岩佐嘉彦(弁護士)
(3)児童自立支援施設のあり方関連
企画者:小林英義(秋田大学)・小木曾宏(淑徳大学)
(4)学校事故・安全関連
企画者:峯本耕治(弁護士)
(5)ドメスティック・バイオレンスに対する法と福祉の対応
企画者:齊藤素子(四天王寺国際佛教大学)・友廣信逸(奈良大学)
(6)ターミナルケアと安楽死関連
企画者:佐藤進(青陵大学)・斉藤直子(大阪市立大学)

13:30-15:30  自由研究発表    大阪市立大学全学共通教育棟

(3)自由研究発表募集

研究発表ご希望の方は、6月25日月曜日までに下記送付先(なるべくEメールでお願いします)に発表の希望、発表予定の題目および概要をお知らせいただければと思います。なお、自由研究発表は大会テーマに縛られるものではありません。

送付先:
〒599-8531  堺市中区学園町1-1
大阪府立大学人間社会学部  望月研究室
電話・ファックス:072-254-9785(ダイヤルイン)
Eメール:mochi@sw.osakafu-u.ac.jp

* 発表の採否につきましては大会実行委員会で審議し、7月7日までに個別に連絡いたします。

2.事務局からのお願い

(1)2007年度会費納入のお願い

2007年度会費の郵便振込みをお願いいたします。同封いたしました振込用紙をご利用ください。年会費は一般5000円、学生の方は2000円です(振込時に所属研究科をご記載ください)。

なお、ニュースレターが届く前にご入金いただいた方々につきましては、お振込の必要はございませんのでよろしくお願いします。